和漢方薬の服用のしかた(薬剤師、二宮洋一)

漢方薬は通常1日3回食前または食間服用となっています。(芍薬甘草湯など屯用のものを除く)

 

これは、生薬を原料としている漢方薬の吸収率を良くするため、なるべく胃に何も入っていない状態で服用していただくためです。

 

 

食前に飲み忘れた場合は、

食後1時間以上経過してからお飲み頂ければ大丈夫です。

(食後すぐにお飲みただいても吸収率が悪くなるだけで、まったく効果がなくなるわけではありませんが、なるべく空腹時の服用をおすすめします)

 

 

漢方薬は、西洋薬と異なり基本的に食前に服用いただいても胃には負担になりません。(西洋薬の解熱鎮痛剤は胃への負担が大きいため、食後服用となっていたり、胃薬を併用したりします。バファリンなどでは、胃を保護する成分との合剤になっています。バファリンの半分の「やさしさ」の正体は胃薬です!)

 

 

漢方薬は体質の改善を目的としています。

 

漢方薬の効果を最大限に発揮させるため、毎日続けて服用してください。

2週間以上服用して、症状が改善しない場合はその漢方薬の証でない可能性もあります。他の漢方薬も考慮してください。