2014年12月16日にテレビ朝日系列で放送「林修の今でしょ!講座」
「医者に聞きにくい病気・薬・人間ドッグの疑問を解消!!3時間SP」の内容をまとめました。
「漢方薬」とは、生薬と呼ばれる植物や動物、鉱物などの天然素材を組み合わせて作られた薬のことをいいます。使われている素材には、カキの殻や大型哺乳動物の骨の化石などもある。
番組では、「西洋医学の医師30人に聞いた! プライベートでも使いたい漢方とは?」というアンケート結果をもとに、効果的な漢方薬と、その効能について解説。「漢方薬」のレクチャーをしてくれたのは、帝京大学医学部付属病院准教授の新見正則先生。西洋薬(西洋医学)を「引き算」、漢方薬を「足し算」に例えていました。
西洋医学は、何に効果があるのかを1個見つける知恵であるのに対して、漢方は2種類以上の様々な生薬を足すことによって病気を治そうという、足し算的発想によるアプローチ。
メカニズム的な違いに関しては、西洋薬が「病気の原因を直接やっつけるスナイパーのような存在」、漢方薬は「体に備わっている免疫機能を上げる応援団のような存在」言う。
「最強の漢方四天王」と題して、特に効果が期待できる漢方薬が4つ紹介されていました。
- 葛根湯(かっこんとう)・・・かぜにでも どんなときにも 葛根湯
- 芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)・・・筋肉が けいれんしたら 芍薬甘草湯
- 五苓散(ごれいさん)・・・二日酔い お任せ下さい 五苓散
- 加味逍遥散(かみしょうようさん)・・・イライラに 女性の味方 加味逍遥散
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